トリックマジックについて色々喋るだけの巻

初めましての方は初めまして、そうでない方は、いつもお世話になっております。あぜるふです。

就活でバタバタしたり別ゲーに現を抜かしたりで、気づけばまた前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。お久しぶりです。

今回は、SV初のシングルバトルでの特殊ルール公式大会「トリックマジック」に参加した記録です。

かなり悔しい結果となってしまいましたが、弱い自分への戒め、頑張ってくれたポケモン達への労い、次回以降に向けた反省など、色々な感情に区切りを付けるためにも備忘録として残します。自分で言うのもあれですが面白い型のポケモンも何体かいると思いますので、そこに辿り着くまでのフローと共に紹介していけたらと思います。

 

 

自己紹介

前回の更新からかなり間が空いてしまったので簡潔に過去の戦績でも...

 

剣盾公式大会

・ヨロイビギニング 61654人中40位

・ウォーターパラダイス 30721人中69位

 

SVランクマッチ

・シーズン2 最終レート2073

・シーズン3 最終レート2012

・シーズン4 最終レート2108

 

平たく言えば「プールが狭いほど強い」、そんな感じかなと思います。

またリアルが落ち着いた時にでも結果出しに行きたいな...

 

 

使用構築・構築経緯

今回私が使ったパーティがこちら

上がメインロム、下がサブロム


まずこのルールを考える上でやはり一番最初に考えたのはゾロアークでした。手持ちにいるだけで相手の行動を歪める力を持つ以上このポケモンは見せポケで終わらせずに強く使う必要があると思い、型については試行錯誤しました。(ここで話すとそれだけで文章量膨大になりそうなので続きは単体考察にて)

 

次に練習会を通して、どこからでも電磁波が飛んでくる環境であると改めて実感したため、強いラム持ちまたは電気テラスを考えていた所、そもそも電気技の通りがべらぼうに良い事に気づいたので急角度から電磁波やゴルラをカットしつつ高火力の電気技を叩きこめて受け崩しも可能な電気テラス眼鏡カミを採用。

 

通常のランクマとは違いステロがほとんど撒かれない環境なため対面選出の締めとしての性能が高い襷イダイトウを採用。

 

サポート込みで起点に出来る範囲が広く、重い毒菱ゲンガー→ヤミラミをケア出来るHB振りタラプの両受けサーフゴー、そのサポート要員として普通に単体の対面性能も高いミミッキュを採用。

 

最後に、個人的に1体は弱保要員が欲しいなと考えていた所、練習会にてノマテラ弱保ソウブレイズにボコボコにされたため天恵だと思ってありがたくパクr...リスペクトさせていただいきました。

 

 

単体解説

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:電気

持ち物:拘り眼鏡

特性:古代活性

性格:臆病

実数値(努力値):131(4)-×-100(196)-184(228)-156(4)-181(76↑)

技:シャドーボール/ムーンフォース/10万ボルト/悪の波動

 

調整意図:

HB...テラス時A142ミミッキュのじゃれ+影確定耐え

D...端数振り、C187カミのシャドボを93.8%で耐え

S...最速110族+3

C...余り

 

本構築のエースアタッカー。

どこから電磁波が飛んでくるか分からないこの環境において電磁波を拒否しながら殴れるのは非常に安心感があり、また水テラスの耐久ポケモン(特に再生サフゴ)が多かったためその選出をしてきた相手に対してはイージーウィンを量産できました。電気を半減以下にするテラスを採用している人も少なく電気の通りが良すぎる故基本的にテラス10万が安定行動になるのもストレスフリーに動かしやすく火力も爽快でとても楽しかったです。

もともとH133、S179(C187カミのシャドボ確定耐え、丁度最速110族抜き)で運用する予定でしたが相手の眼鏡もしくはCブーストのカミと頻繁に同速勝負が発生したためやむなくSを多めに振りました。

技構成は何の捻りもないので特に語る事は無いです。

 

ヒスイゾロアーク

テラスタイプ:悪

持ち物:ゴツゴツメット

特性:イリュージョン

性格:陽気

実数値(努力値):157(212)-125(36)-107(212)-×-81(4)-149(44↑)

技:ポルターガイスト/影撃ち/叩き落とす/呪い

 

調整意図:

HB...A189ドラパルトの珠ドラゴンアロー確定耐え

        A142ミミッキュのじゃれつくを93.8%で2耐え

HD...C187カミの悪の波動が31.2%の乱1(C177以下であれば確定耐え)

S...準速ミミッキュ抜き

A...よほどHBに振られていない限りヒスイゾロアークをゴツメダメ+叩きで倒せるライン

 

誰が何と言おうと、本構築自慢の秘密兵器でありMVP。

語りたい事が多いので少し長くなるかもしれません。

 

最初はオーソドックスに陽気AS襷や、こごかぜをタッチした無邪気ASの襷を触りましたが、絶妙に火力が足りなかったりドラパのドラゴンアローで一方的に倒されたり、またこごかぜに関してもゾロアークミラーの同速回避は出来るものの相手がゾロアークじゃなかった時にただただ打点として渋すぎたりと、課題が多く見られました。

このポケモンは両刀向きの数値ではあるものの叩きと影撃ちのリーチを伸ばす方が圧倒的に強いので物理型が大多数になると仮説を立てた時、以前どこかの構築記事で見た「HBゴツメハバタクカミ」の存在を思い出し、「物理耐久指数ほぼほぼ似通ってるしワンチャンこいつもゴツメ持てるんじゃね...?」と謎の思考回路を発動し開発に至りました。

結果としては上々で、襷ゾロアークミラーで同速運ゲを回避しつつ安定して対面処理出来たり、珠ドラゴンアローで倒せると思って突っ張ってくる数多のドラパ(守るを入れてゾロアーク検定を回避しながらアローを押しにくる人が1700↑の人でもそこそこいた)を返り討ちにしたりと、選出した試合では相手の思考外からの戦法を上手く刺していけたなと実感しています。

ミミッキュに対してある程度の後投げが可能なのもポイントが高く、一般的なH4振りとかのゾロアークでは交代読みでじゃれつくを押されてしまうと皮を剥がすだけで終了、となってしまう所をゴツメダメを入れる事によって耐久調整されたミミッキュの想定を崩すといった貢献もしてくれました。あとはラス1イダイトウに後投げして襷をケアしながらこちらの襷イダイトウで確実に詰めに行く事もありました。

またゴツメ持ちでやたら硬いので相手視点影撃ちが無いように見えていたのかは知りませんが死に出しで出てきたポケモンに影撃ちで致命傷を負わせて退場する事も多くとにかく試合を引っ掻き回してくれました。

技構成は影撃ちと叩きは確定として、Aにほとんど振ってない以上シャドクロでは火力が足りないためポルターガイスト、最後の1枠は呪い、剣舞、挑発、いちゃもんあたりを試しましたがソウブレイズ・ラウドボーンあたりの要塞ポケを崩すための呪いに落ち着きました。実際そのあたりのポケモンを倒すカギとなっていたので違う技だったらもっと負けてました。

総じて我ながら本当に良い型を作れたなという自負はあるのですがとかく成績が微妙で上手い事強さを証明できなかったのが本当に悔やまれる所です...。

あとこれは余談ですがゾロアークの持ち物ランキングを確認した所ゴツメは0.8%いたらしく、単純計算で仮に人数を割り出すとゴツメゾロアーク使いは約210人いた事になるらしいです。正直こんなの世界で私しか使わないだろと思っていたのでめちゃくちゃびっくりしてます。。(笑)

 

ソウブレイズ

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:弱点保険

特性:貰い火

性格:陽気

実数値(努力値):179(228)-156(84)-100-×-120-143(196↑)

技:無念の剣/ニトロチャージ/影撃ち/インファイト(メインロム)、道連れ(サブロム)

 

調整意図:

HD...C187カミのシャドボ確定耐え

HB...A158ミカルゲの後攻しっぺ返しが100.0%~

S...ニトチャ1回で最速ドラパ抜き

A...余り

 

弱点保険係。

初手から投げて相手のゴースト技や叩きを受けて、ノマテラを切りながらニトチャで加速し全抜きを狙います。

炎+ゴーストの範囲の通りが良い環境なのもあり一度走りだしたらラウドボーンとノマテラソウブ以外ではそうそう止まらず、それらがいない構築には容易に3タテを量産してくれました。

技はメインウエポンの無念、コンセプトのニトチャ、先制打点の影撃ち、残り1枠はノマテラソウブミラー用の打点としてインファにしていましたが重いミカルゲやラウドボーンを強引に突破したり、不意打ちを避けつつ次のターン確実にアドを取りに行ける道連れにしました(メインロムは変え忘れてインファのまま)。

 

イダイトウ

テラスタイプ:水

持ち物:気合いの襷

特性:適応力

特性:陽気

実数値(努力値):195-164(252)-85-×-96(4)-143(252↑)

技:アクアブレイク/滝登り/アクアジェット/お墓参り

 

調整意図:

特になし

 

至って普通の襷イダイトウ。

普通のランクマ環境とは違いステロや撒菱がほとんど撒かれないため対面駒として圧倒的信頼があり文句なく強かったです。

高速移動は積むタイミングが全くと言っていいほど無かったので抜きましたがアクブレ、アクジェ、お墓参りの3つで技が完結しており何を入れたらいいのかよく分からなかったのでワンチャン怯みを狙える滝登りにしました。今では何かの間違いで催眠に当たった時の保険で寝言で良かったなと思います。

技も努力値も普通すぎてこれ以上語る事は無いです。

 

サーフゴー

テラスタイプ:水

持ち物:タラプの実

特性:黄金の体

性格:図太い

実数値(努力値):193(244)-×-154(196↑)-154(4)-112(4)-112(60)

技:ゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生

 

調整意図:

S...耐久サフゴミラー意識で多めに

HB...余りで出来るだけ高く

 

ごく普通の耐久サフゴ。

主にミミッキュのサポートから出して詰めに行きます。

物理耐久に振りつつ特殊方面はタラプで補うという欲張り構成で使用しましたが耐久不足を感じる場面はあまりなかったです。強いていうならシャドボ連打に抗うためにノーマルテラスで良かったかなと思います。

素早さかなり振ったつもりだったのですが耐久サフゴミラーでほとんど上を取られたのが困りものでした。実際いくつぐらいが基準になってたのかがかなり気になるところ。

技構成は何の捻りもないので特に語る事は無いです。

 

ミミッキュ

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:拘りスカーフ(メインロム)、レッドカード(サブロム)

特性:化けの皮

性格:陽気

実数値(努力値):131(4)-142(252)-100-×-125-162(252↑)

技:シャドークロー/じゃれつく/道連れ/トリック(メインロム)

  シャドークロー/影撃ち/じゃれつく/電磁波(サブロム)

 

調整意図:

特になし

 

ごく普通のASミミッキュ

サフゴの起点を作るも良し、普通に対面駒として使うもよしで非常にユーティリティの広いポケモンでした。

最初サブロムでレッカミミッキュを使っていたのですが初日15戦して1回もミミッキュを選出しなかったため、誰からも読まれないと踏んでスカーフトリック型に変更しました。要塞型のポケモンミカルゲを縛れたり、電磁波と違って確実に起点を作れたりと、こちらの方が明らかに使い勝手が良く、選出機会も多かったです。

レート100ぐらい高かった相手の残飯守る持ち電気テラスラウドボーンに対し守るに合わせて攻撃を選択してギリギリまで道連れを隠し通し、次のターンで道連れを刺して勝った試合はさすがに脳汁吹き出ました。

 

 

結果

TNあぜるふ 26勝12敗

最高1723、最終1689

最終日に9勝1敗して完全にノリに乗っており、まだ行けそうだという自信があった故最高記録を撮影し忘れた

TN Azelf 18勝12敗

最高1597、最終1578

こちらは30戦しても1600に乗せられず無念のリタイア

 

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

順位としては途中最高117位まで上がり、そこからあと少し勝てれば最終2桁ないし100位第フィニッシュが見えていただけに本当に悔しい結果となってしまいました...。とはいえサブロムの爆発的不調も含め完全に自分の弱さ故でしかないのでちゃんと結果として受け入れます。

過去の私があまりにも自分の身の丈に合わない結果を残してきたせいで自分の中で基準が高くなりすぎている所もあるので、次回以降の大会ではもう少し肩の力を落としながら楽しめたらなと思います。

とはいえやっぱりこういった縛りルールは昔から本当に大好きで、今回もかなり楽しめたので今後も楽しみです!既に竜王戦が控えていますので、そちらでは悔いが残らないよう尽力しつつ楽しむ心も忘れずに臨みたい所です。

 

成績が成績なので大して参考にはならなかったでしょうが、暇つぶし程度でもお役に立てていれば幸いです。

改めまして、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!!

ではでは〜👋

 

 

 

 

 

仲間大会日記 in SVこらる杯 最終2位

初めましての方は初めまして、そうでない方は、いつもお世話になっております。あぜるふです。

だいたい3ヶ月ぶりのブログ更新になります、お久しぶりです。

今回は初めての、仲間大会に参加した記録となります。

 

結果から申しあげますとこの度272人規模の大会で準優勝という事で、自分にしては上出来、何なら出来すぎとも言える結果でした。

仲間大会の結果をまとめてもどれだけの方の参考になるのか未知数で、書こうかどうかずっと迷って時間だけが過ぎてしまいましたが、その大会で優勝された方が記事を挙げていたのを目にし、「このタイミングを逃したらいよいよ本当に書く機会が無くなるな」と思い、こうしてまとめる事にしました(薄情ムーブ)。

 

大会に参加された方にとって、1つの答え合わせとなるような、そんな感じになれば幸いです(語彙力無くて申し訳ない)。

 

 

大会概要

今回参加したのは、先日6月24日に開かれた「こらる杯」。

主催は現在ポケモンVtuberとして活動されているこらるさんです。

https://twitter.com/poyocoral?s=20

↑こらるさんのYouTubeチャンネルとTwitterリンクです。(無断掲載なので問題等ありましたら後ほど修正します)

 

大会ルールですが、

・レギュレーションB準拠(パラドックス使用可能、4災や過去作からの解禁組等は使用不可)

・レギュB当時に覚えられなかった技や道具も使用不可(ベラカスのコスモパワーや精霊プレート等が該当)

 

また、この大会ではこれらに加えて、

上記リストにいるポケモンは1匹のみ参加可能

という縛りルールが課されていました。

 

この縛りルールについて補足をすると、

・上記リスト全てのポケモンの中から1匹しか採用できない

・リストにいるポケモンを採用したら、リスト上で別の区分のポケモンも採用できない

 

となっています。

例えば、パーティにカイリューを採用した場合、他の600族はもちろんの事、上のリストで「パラドックス」「高耐久」に属するポケモンも採用できない、といった感じです。

 

 

使用構築

英語で分かりづらくなってしまい申し訳ないです

自分がレギュレーションBで使っていた「クエスミミッキュ」(クエスパトラ+ハバタクカミ+ミミッキュ)の並びに絶対的信頼を置いているため、当時使っていた構築を大会のルールに合わせてチューニングしようと考えていました。

ハバタクカミは絶対に採用したかった都合上、昔自分が使っていた構築(後述)からセグレイブとヘイラッシャの枠を変更する必要がありました。

エスパトラの通りが極端に悪い相手に備え、第2の初手要因として対面性能が非常に高い炎テラスのダイスキノガッサを採用しました。

ヘイラッシャの代役として、高耐久・欠伸・天然の3つの要素によりヘイラッシャに近い運用が出来、この構築で重いハッサムにも不利を取りづらく、(何故か)使用制限の無かったラウドボーンを投入しました。

縛りルールを見ていて、高耐久のポケモンがほぼいないであろう事が想定出来た都合上マスカーニャの通りがべらぼうに良かったため、コノヨザルと交代で採用しました。毒菱を使う事が有名である点が、もともとコノヨザルが担っていた役割と被る事もあり非常に都合が良かったです。

 

 

単体紹介

細かい解説は割愛します。

 

エスパトラ、ハバタクカミ、ミミッキュ

→シーズン4で使っていたのをそのまま使いましたのでそちら参照

 

マスカーニャ

テラスタイプ:悪

持ち物:気合いの襷

特性:新緑

性格:陽気

実数値(努力値):151-162(252)-91(4)-×-90-192(252+)

技:トリックフラワー/はたき落とす/不意打ち/じゃれつく

 

ラウドボーン

テラスタイプ:悪

持ち物:食べ残し

特性:天然

性格:図太い

実数値(努力値):211(252)-×-167(252+)-130-96(4)-86

技:フレアソング/欠伸/守る/怠ける

 

キノガッサ

テラスタイプ:炎

持ち物:いかさまダイス

特性:テクニシャン

性格:意地っ張り

実数値(努力値):167(252)-200(252+)-100-×-80-91(4)

技:タネマシンガン/マッハパンチ/テラバースト/キノコの胞子

 

 

選出

エスパトラ+ハバタクカミ+ミミッキュorラウドボーン

10戦した内、選出全てこれでした

エスとカミは選出率100%

ミミッキュは10戦中8戦、ラウドボーンはミミッキュを出していない2戦で選出

 

初手クエス→後発カミで先に2対1の数的有利を取り、滅びの歌から耐久して詰める

ラウドボーンはハッサム入りや、ミミッキュの身代わりを貫通しにくるポケモンがいる場合(ラウドボーン等)に選出

 

マスカーニャキノガッサは見せポケで終わりました

 

 

重いポケモン

・トドロクツキ

縛りルールの関係でそんなにいないだろうとは思っていたが1回だけ当たりました。クエスでテラス切りながらマジシャ押したらそのまま通りゴリ押せましたが、ちゃんと理解のある相手だったら危なかったです。

 

・イルカマン

切り気味に構築を組んでましたが、当たったら大変な事になってたと思います。特にビルド型は負け確まであったと思います。

イルカマンを切った理由として、縛りルールにより高耐久のクッション役を採用しづらく、その関係で扱う難易度も相応に上がるため、使う人数は少ない予想したからです。

実際一度も当たらなかったので考えは概ね正しかったのかなと思います。

 

・鋼テラスチョッキハリテヤマ

うろ覚えですが3回ほど当たった気がします。カミが勝てないので相当きつかったです。

 

 

結果

 

 

 

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

こらる杯に参加された方にとって、1つの答え合わせとなれば幸いです。

また、非公式大会・オフ大会等でレギュBルールを採用している所もTwitter見ていて散見されるので、そちらの面でも何か参考になればと思います。

とはいえ大会終わってからだいぶ時間が経ってしまっているので一体どれだけの方に届くのかは心配な所です...是非とも拡散の程お願い出来たらと思います。

 

ここでちょっと余談

大会の終了時間の1分前にランキング更新した所1位だったため、完全に優勝した気でいました。しかし大会の時間が終わった後に優勝者の方が11連勝を達成したようで、滑り込みで追い抜かれ惜しくも優勝を逃してしまいました。悔しい。やはり本物の強者は違いますね...

 

閑話休題

 

自分にとってレギュBは本当に思い出深いルールで、そこに自分の大好きな縛りルールが合わさると来たら、それはもう参加しない理由が無かったです。ルールも非常にストレスフリーで楽しくプレイさせていただきました。

 

主催のこらるさん、そして対戦いただいた方、本当にありがとうございました!

 

ここでまた少し自分の話を

この大会を機にこらるさんを知り、少しずつ過去の動画を追っている所です。

本当に面白い方なので、今度時間が合えばリアタイの配信の方にもお邪魔させていただきたいなと思います。

この記事の最初の方にこらるさんのYouTubeチャンネルを貼ってますので、これを読んでいる皆様も、お時間ある時に是非動画を見たり、配信を覗いたりしてみてはいかがでしょうか?

 

改めまして、ここまで読んでくださり、誠にありがとうございました!!

ではでは〜👋

 

 

 

 

 

 

【シーズン4 最終132位 レート2108】クエスカミミッキュ滅亡リレー

初めましての方は初めまして、そうでない方は、いつもお世話になっております。あぜるふです。

今回、ポケモン対戦人生で初めてのレート2100を達成する事が出来たので、最後まで戦い抜いてくれたポケモン達を讃える意味も込めて、ここに記録として残したいなと思います。

来期から準伝説の参戦が決まり、それに伴い間違いなく環境も変わるためこの記事がどれぐらい役に立つかは分かりませんが、最後まで見ていただけると嬉しいです。

 

今回使ったパーティのメンバーはこちら。

 

構築経緯

 

前期初めて使用し、間違いなく最強のポケモンであると確信したエスパトラを主軸にする所まではすんなり決定。

毒菱展開と滅びの歌入りハバタクカミの増加により、バトン型と瞑想型は通りが良くないと感じたため、初手から投げて最低でも1体は倒す事を狙うルミナコリジョン入りの対面アタッカー型での採用としました。

 

エスパトラが先発で相手を1体倒し、後続にルミコリを入れて退場した次の1手としてハバタクカミを採用。このクエス→カミの動きが決まれば先に相手を2体倒し2:1の数的有利を取れるため、見えないテラスタルやタスキ等が絡んだ殴り合いによる負け筋を回避して勝ち筋を作れる滅びの歌をフィニッシュプランとして組み込みました。

 

ハバカミがラス1滅びを決めた後に出して勝負を決定付ける最後の1手として身代わり持ちミミッキュを採用。ここまでの3体を基本選出としました。

 

エスパトラを強く動かす方法として、「選出画面で型の誤認を誘う」のが一番良いと考えていたため、その条件に合致するポケモンとしてAS振りタスキオーロンゲを採用。先発で出てきがちなドドゲザンをけたぐりで何度も返り討ちにしてくれました。

 

ここまでで受け系の構築やカバルドンが重いためそれらを相手取れる挑発身代わりサザンドラ、キョジアマガドオーの並びを1体で崩せる隠密マント悪巧みウォッシュロトムを採用して一旦パーティが完成しました。

 

この並びで何とかレート1950あたりまでは行けたものの、イルカマン入りや後発から出てくるドドゲザンが非常に重く、またカバルドン+トドロクツキの、いわゆるカバツキ軸に対する勝率が0だった事、そしてサザンドラを1回も選出する事が無かったためパーティの見直しを決行。

 

まず「クエスの型誤認を誘う枠」として、オーロンゲをタスキコノヨザルに変更。次にカバツキ軸対策として、カバの欠伸を起点に裏ごと貫けるラム龍舞セグレイブを採用。最後に、選出画面でイルカマンにある程度圧をかけられ、かつキョジオーン対策として身代わりヘイラッシャを採用しました。

 

構築コンセプト

・クエスパトラとハバタクカミの2体がかりで先に相手を2体倒し、ラス1滅び→化けの皮+身代わりで確実に詰める

・交代読み等の複雑なプレイングを出来るだけ排除した、比較的単純に動かしやすくかつ試合時間を長引かせない対面構築

 

「ルミナコのDダウンを入れてハバカミに繋ぐ」→「ラス1滅びを打ってミミッキュに繋ぐ」という相手にとって絶望的な状況を常に押し付けながら裏に託していくという基本選出の動きから記事のタイトルを名付けました。(余談)

 

 

単体解説

選出率高かった順に紹介

 

エスパトラ

テラスタイプ:炎

持ち物:オボンの実

特性:加速

性格:控えめ

実数値(努力値):184(108)-×-100(156)-162(212+)-81(4)-129(28)

技:ルミナコリジョン/マジカルシャイン/テラバースト/守る

 

調整意図:

HB...テラス時A162マスカーニャの叩き+不意打ち確定耐え

HD...テラス時C187ハバカミの眼鏡シャドボ確定耐え

S...1加速で最速マスカーニャ抜き

C...余り、連続で超低乱数を引かない限り2連ルミコリで大体のハバカミを落とせるライン

 

本構築の初動及びエース。瞑想型やバトン型を想定しにきた相手に初手から殴りかかって最低でも1体は倒し、裏にルミコリを入れてハバカミに繋ぐのが役目です。

知っている方がほとんどだとは思いますがこのルミナコリジョンとかいう技が本当に頭おかしい性能をしており、酷い時は誇張抜きでこの技を打っているだけで試合が終わるレベルです。

コノヨカミクエスの並びを選出で見せた事によりルミコリを警戒される事が少なく、また初手に毒菱要員を出されるため、相手の想定を崩しつつ一方的に詰めていく展開が大半で、2000帯相手でもイージーウィンを大量に生み出してきた紛う事無きMVPです。

技構成はメインウェポン兼構築コンセプトのルミコリ、サブウェポンは悪やドラゴンへの打点のマジシャ、鋼への打点になる炎テラバ、加速を稼ぎつつ様子見が出来る守るでほぼほぼ確定だと思います。

この手のクエスは襷を持つ事が多い印象(間違ってたらごめんなさい)ですが、初手で出てきがちなセグレイブやマスカーニャあたりの先制技持ちに屈しない耐久振りオボンの方が個人的に使い勝手がよかったです。

来期からはおそらく一家に一台レベルで全構築に悪タイプが加入すると思われるため、この型のクエスを使う事がしばらく出来なさそうなのが寂しい所です。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:ブーストエナジー

特性:古代活性

性格:臆病

実数値(努力値):143(100)-×-96(164)-178(180)-156(4)-179(60+)

技:シャドーボール/ムーンフォース/パワージェム/滅びの歌

 

調整意図:

HB...A204カイリューの鉢巻地震確定耐え

HD...C205ハバカミのシャドボを93.8%の確率で耐える(臆病なら確定耐え)

C...Sを超えない範囲でできるだけ高く

S...最速テツノドクガ(110族)抜き

 

エスパトラの次に出す子です。

ルミコリによってDが下がった相手を刈り取り、残った1匹に向かって滅びの歌を唄うのが主な役目です。火力も耐久も絶妙で非常に扱いやすく、我ながら良い調整を編み出せたなと思います。

技構成は一致打点のシャドボとムンフォ、構築コンセプトの滅びの歌までは確定。残り1枠は最初はマジフレでしたが1回も打つ機会が無かったのと、ウルガモスが重かったためパワージェムにしました。ジェムに変えてからは一度もガモスには当たりませんでしたが2100チャレンジで炎テラスカミを倒してくれたので結果的に正解でした。

テラスタイプはゴーストの一貫を切れるノーマルで採用。

エスパトラが不意の悪テラスで崩されがちでしたが、そこに対するカバーとしても非常に優秀でした。

 

ミミッキュ

テラスタイプ:格闘

持ち物:命の珠

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

実数値(努力値):131(4)-156(252+)-100-×-125-148(252)

技:じゃれつく/影打ち/ドレインパンチ/身代わり

 

調整意図:

特に意図のないASぶっぱ

 

基本選出の最後に出す子。

ハバカミのラス1滅びでタイムリミットを押し付けた後に繰り出して化けの皮で1手受け流してからor上から身代わりを連打することで、確実に勝利を手繰り寄せます。

シンプルにストッパーとしても強く、また基本選出以外の選出でも汎用性を損なわないようによくいるAS振り命の珠で採用。陽気だと圧倒的に火力が足りないため性格は意地っ張り。

技構成は構築コンセプトの身代わり、一致打点のじゃれつくと先制技の影打ち、ドドゲザン対策のドレパンの4つで、H振りドゲザをワンパンするために格闘テラスで採用。テツノツツミをワンパンできるのも大きかったです。

 

コノヨザル

テラスタイプ:毒

持ち物:気合いの襷

特性:やるき

性格:意地っ張り

実数値(努力値):185-183(252+)-101(4)-×-110-142(252)

技:憤怒の拳/インファイト/岩石封じ/カウンター

 

調整意図:

特に意図のないASぶっぱ

 

エスパトラを通す上で重要な「クエスの型誤認を誘う要因」及び後発から投げるストッパー枠。

一般的な襷コノヨは場作り要因として動く為のステロや命懸けが入りますが、この子は先発から出す事がないのでストッパー性能を高めるカウンターを採用。重めなイルカマンやセグレイブ、テツノカイナやハッサム等を誤魔化すのに非常に役立ちました。残りの技構成は一致打点の憤怒とインファ、無効化されないS操作打点として岩封にしました。

この構築のエースは前述の通りクエスパトラですが、選出で「コノヨカミクエス」の並びを意識させるために構築の並びを上からコノヨ→カミ→クエスの順で並べていました(狡い)。

 

セグレイブ

テラスタイプ:電気

持ち物:ラムの実

特性:熱交換

性格:意地っ張り

実数値(努力値):191(4)-216(252+)-112-×-106-139(252)

技:巨剣突撃/氷柱針/テラバースト/龍の舞

 

調整意図:

特に意図のないASぶっぱ

 

対カバツキ要因として採用。カバルドンの前でラムを盾に悠長にダンスして全抜きを狙います。

上位帯のトドロクツキのテラスは飛行の他に鋼も多くいた(何なら鋼の方が当たった)ため、それら2タイプを両半減できて攻撃範囲補完としても相性が良い電気テラスで採用しました。

龍舞の枠を剣舞、氷柱の枠を礫にする事も考えましたが前述したように鋼テラスツキが増えていた事と、Sブースト型のツキがすっかり環境から消えていたためツキの上を取れる龍舞にしました。

今にして思えば、氷柱針よりも氷柱落としの方が良かったかもしれません。

 

ヘイラッシャ

テラスタイプ:水

持ち物:食べ残し

特性:天然

性格:腕白

実数値(努力値):257(252)-120-148-×-115(236)-58(20)

技:ウェーブタックル/地割れ/欠伸/身代わり

 

調整意図:

H...16n+1

同速帯を意識して少しS振り

広く浅く見れるように腕白D振り

 

広く浅く見れるように、とは言ったものの実態はキョジオーン、ついでにヘイラッシャミラー対策枠。そして諸説枠。

ぱっと見刺さってそうな相手でも、毒菱展開が見える故に出すのを渋る試合が多かったり、イルカマンは普通に選出されたりと、思ってたよりも選出画面で圧をかけられていませんでした。肝心のキョジオーン・ヘイラッシャも基本選出で何やかんや勝てていたので身代わりの枠はシンプルに汎用性を保ててかつ滅びの歌フィニッシュと相性の良い守るで良かったかなと思います。

普段一撃必殺は採用したくない派なのですが、ミラーを意識して身代わりを入れておいて地割れを切るのはどうなんだろうと思ったので今回ばかりは入れました。

A無振りラッシャの地震を身代わりが耐える調整等で咎めにくる相手を咎め返すために水テラスで採用しました。(等倍地震よりも半減水テラウェブタの方が火力が高いため)

 

 

結果

シングルバトル 最終132位 レート2108

TN あぜるふ

 

 

最後に

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!

自分の中で、今回の結果は成長を実感するにはあまりにも十分すぎるものであり、非常に感慨深いシーズンとなりました。ほんの24時間程度の一瞬の出来事ですが、世界トップ3の中に自分の名前が刻まれたのも、我ながら壮観でした。

 



今回は初の2100という事で保存を優先し、終了の1週間ほど前から身を引いた形でしたが、来月からはもっと上を目指して潜り続けたいと思います。まあ就活やら卒研やらがあるのでどうなるかは分かりませんが。。

Twitter上での報告でも多数のファボや祝福のコメントいただけて、本当に嬉しかったです!ありがとうございました🙇

来期からは世論満場一致のぶっ壊れ集団こと厄災組が参戦して環境が変わるので、本記事がどのくらい参考になったかは分かりませんが、もし他に気になる事ございましたら、Twitter@azuf_azelf_1001までご連絡いただければと思います。

構築相談なんかも全然受け付けてますので、お気軽にDMでも飛ばしていただければ、時間のある時に対応させていただきます。

 

 

改めまして、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!

ではでは〜👋

 

 

 

 

【シーズン3 レート2012】やっつけ本番カミクエスコノヨ

初めましての方は初めまして、そうでない方は、いつもお世話になっております。あぜるふです。

 

今回、前期に引き続き最終レート2000超えを達成出来たので、記録として残すことにしました。

前回の記事でも似たようなことを言ったかもしれませんが、「構築記事としての価値や見応え」は、自分よりも順位なりレートなりが高い人達の物の方があるとは思っています。この記事も自己満としての意味合いは強いです。ただ、自分自身、自分に近いレートの方の構築記事からインスピレーションを得ることはいくらでもありますし(もちろん超上位帯の方のも拝見させていただいてます)、今回自分で言うのもあれですが面白めな型や変な技構成に挑戦してみた所もあったので、ほんの微かでも構築を作る上でのヒントになるんじゃないかなと思います。また、今回は最終2000を達成した構築の他にその道中で使用した2つの構築についても軽くですが触れていきたいと思います(何なら面白みで言えばそちらの方がある説)。

それでは本題に入ります。

 

 

構築経緯

先に白状しておくのですが、この構築を組んだ時、自分はシーズン3で戦い続ける事に内心萎えていました。レート2000チャレンジを落としてからというもの不調が続いただけでなく、終盤突然増加したクエスパトラの対処法が分からずボロ負け、これまた急に増えたウルガモスにも足を掬われボロ負け、ヘイラッシャの運だけ地割れギャンブルに屈し続けて負け、気づけばレートも1800近くまで溶け、完全にメンタルも精神も破壊され尽くし、今期は諦めようと心に決めていました。

しかしこのまま何もしないのは自分の成長に繋がらないし、来期勝つ方法を探求するチャンスをみすみす手放すのも癪だったので、一番苦戦した相手である「クエスパトラ」の弱点を探るべく、自分で使ってみる事にしました。中でもコノヨザルにバトンする、いわゆる「クエスコノヨ」が印象に残っていたためそれを軸に組むことにしました。

初手クエスパトラは読まれやすく、相手からの見えない対策も含めリスクが大きいと考えたため、初手に出す起点作成要因を考えていましたが、メガネやエナジーを用いたアタッカーの印象が強く相手の意表を突きやすいと考えハバタクカミを起点役として採用。

バトン先がコノヨザルだけだとヘイラッシャに勝てないため、ヘイラッシャ入りに出すサブフィニッシャーとして「つけあがる持ちアーマーガア」を使っていましたが、やる事がコノヨザルと被りがちな点と、ヘイラッシに出してもTODを仕掛けられて負ける事が分かった(これに関しては私が調整をミスっていた説もあり)ため最終日前日にサーフゴーを代わりに起用。

あくまで「エスパトラの弱点・欠点を探る事」に重きを置いており、またこの時の私は順位もレートも捨てておりまともに勝つ気も皆無だったため、何が相手であろうと全ての構築に対し「カミ→クエス→コノヨorサーフゴー」の選出しかする気はありませんでした。かと言って5、6体目の枠を適当にするのもどうなんだろうと思ったため、選出画面で圧をかけられるイルカマン+ジバコイルのパッケージを採用しました。

最終的な並びはこちら。

構築名がダブルになってますがちゃんとシングル用の構築ですのでご安心を

 


ちなみに記事タイトルは昔書いたこの記事のオマージュです。

azf-azelf.hatenablog.com

剣盾の公式大会で最終69位を達成した時に書いた物です(過去の栄光)。

私の自己紹介もそちらでしてますので気になった方は見てみてください。

 

単体解説

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:気合いの襷

特性:古代活性

性格:臆病

実数値(努力値):131(4)-×-75-187(252)-155-205(252+)

技:シャドーボール/ムーンフォース /電磁波/置き土産

 

調整意図:

襷なので雑にCSぶっぱ

 

初手要因。襷電磁波は少ないながらも存在はしていましたが置き土産は全く読まれる事がなく全ての試合で確実に仕事をしてくれました。初手に出てきがちなセグレイブあたりにテラスを強要させ、初手置き土産で実質テラスを無駄打ちさせる場面がとても多かったです。シーズン終盤襷が減っておりマークが薄くなっていたのも追い風でした。

 

イルカマン

テラスタイプ:水

持ち物:神秘の雫

特性:マイティチェンジ

性格:意地っ張り

実数値(努力値):175-233(252+)-118(4)-×-107-152(252)

(ヒーローモード時)

技:ウェーブタックル/ジェットパンチ/クイックターン/冷凍パンチ

 

調整意図:

雑にASぶっぱ(これが一番強いと思ってる)

 

見せポケ枠。この子については後ほど別の構築の際に触れます。

 

エスパトラ

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:オボンの実

特性:加速

性格:控えめ

実数値(努力値):202(252)-×-81(4)-168(252+)-80-125

技:ルミナコリジョン/瞑想/リフレクター/バトンタッチ

 

調整意図:

A特化カイリューのノーマルテラス鉢巻神速確定耐え

単体で抜いていく展開も想定してC特化

 

バトン役兼たまにフィニッシャー。

ハバカミが電磁波と置き土産で場作りしてくれるため、耐久や素早さラインを気にせず心置きなくCに振れた点と、加速用に入りがちな守るを切れた点が非常に扱いやすかったです。悪タイプがいなければ単独で敵を薙ぎ払っていく事もあり非常に頼もしかったです。

ルミナコリジョンとかいう技はどう考えても頭がおかしい。うちの嫁ポケであるアグノムに是非とも欲しい。

 

コノヨザル

テラスタイプ:飛行

持ち物:隠密マント→食べ残し

特性:やる気

性格:慎重

実数値(努力値):213(220)-136(4)-104(28)-×-155(244+)-112(12)

技:憤怒の拳/ドレインパンチ/ビルドアップ/挑発

 

調整意図:

2加速で最速スカーフサーフゴー抜き

C特化ハバカミのメガネシャドボ確定耐え

 

 

バトン受けフィニッシャーその1。

エスの壁と瞑想を引き継ぐ事で一瞬にしてトンデモ要塞になる。そうでなくとも特殊耐久は初めから凄まじく硬い。

技構成は一般的な残飯ビルド型と同じなので割愛。

持ち物は最初キョジオーン対策及び被弾回数の多さ故に追加効果による事故が怖いため隠密マントにしていましたが、あまりキョジオーン入りに当たらず、当たっても出てこないパターンも多く、単純に体力管理がシビアで扱いづらかったためテンプレ通り残飯に落ち着きました。

テラスタイプはヘイラッシャの地割れ意識で飛行にしましたが、地割れを避けてもどうせ勝てないので違うタイプのが良いです。ただ草を半減できるタイプにするのだけは必ず守りましょう(マスカーニャ意識)。

 

サーフゴー

テラスタイプ:悪

持ち物:弱点保険

特性:黄金の体

性格:控えめ

実数値(努力値):185(180)-×-145(236)-170(12+)-112(4)-114(76)

技:ゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生

 

調整意図:

自分で考えた訳じゃないので割愛(後述)

 

バトン受けフィニッシャーその2。基本的にはコノヨザルを優先して出しますが毒菱が疑われる構築やヘイラッシャ入りにはこちらを選出。

分かる人には分かると思いますが調整は某実況者様の丸パクリです。調整意図気になる方がいましたらYouTubeで「クエスパトラ サーフゴー」とでも検索すればすぐ出てきます。

 

ジバコイル

テラスタイプ:水

持ち物:突撃チョッキ

特性:アナライズ

性格:控えめ

実数値(努力値):177(252)-×-136(4)-200(252+)-110-80

技:10万ボルト/ボルトチェンジ/ラスターカノン/テラバースト

 

調整意図:

特になし

 

見せポケ枠その2。本当に語る事がないので割愛。

 

 

選出

 

全試合

カミ+クエス+コノヨorサーフゴー

以上

 

相手にカバルドンがいようがミミッキュがいようが何がいようがとにかくこれしかしてません。何なら「カバルドンいたらクエス出てこんやろ」と思われてたのか分かりませんがカバが出てこない事も多々ありました。もしかしたらイルカマンの圧力が効いていたのかもしれません。

 

さて、せっかくなので他に使った構築をもう2つ、簡単にですが紹介させていただこうかと思います。変わった構成の子が何体かいますので是非見ていっていただけますと嬉しいです。

 

 

構築その1

またしても構築名がダブルになってますが気にしないでください

 

性格と努力値一覧

ハバタクカミ 臆病

4-0-0-252-0-252

テツノドクガ 控えめ

0-0-4-252-0-252

スナノケガワ 控えめ

4-0-0-252-0-252

カイリュー 意地っ張り

252-252-0-0-4-0

ミミッキュ 意地っ張り

4-252-0-0-0-252

ヘイラッシャ 腕白

0-4-252-0-252-0

 

最高レート1995まで連れていってもらった構築です。

おそらく大半の人が真っ先にスナノケガワに目が行くんじゃないかなと思います。

採用理由としては、

環境に地面が少なくボルチェンによる盤面操作が通りやすい

相手のボルチェンをカットして自分だけサイクルを回したい

この2つの条件に合致する子を探していた時に見つけたのがそう、この子です。

単純に地面+電気(+水)の範囲が優秀でかつそれなりの耐久もあるのでサイクルに非常に組み込みやすかったです。増加していたジバコイルや鬼火と電磁波両採用のロトムに対する安定した引き先になれるのがとても偉かったです。ちなみに蓄電タイカイデンも候補には上がりましたがさすがに耐久低すぎて却下となりました。

他に珍しい技で言うとカミの10万はヘイラッシャを強く意識しての採用です。マジフレと迷いましたが欠伸ヘイラッシャ対面寝言で出ると実質ハズレになる事、増加していたアーマーガアに対しミラーアーマーに触らずに削りを入れられる事を評価しました。

ミミッキュのウドハンは中盤から増え始めたマリルリやイルカマン、水ロトムといった水タイプに刺す打点として非常に強力でした。また環境のカバルドンはBに甘えた個体ばかりだったので剣舞ウドハンでワンパンする事も多かったです(最終的に電磁波と入れ替えになってます)。

 

 

構築その2

またしても構築名etc...

 

性格と努力値一覧

ハバタクカミ 臆病

4-0-0-252-0-252

セグレイブ 陽気

4-252-0-0-0-252

イルカマン 意地っ張り

0-252-0-0-0-252

テツノカイナ 意地っ張り

0-252-4-0-252-0

サーフゴー 控えめ

252-0-0-252-0-4

アーマーガア 慎重

252-0-44-0-212-0

 

1個前の構築の次に使い、しばらく1920~1970あたりをウロウロしていた構築。

まずイルカマンについて1つ断言できる事があります。

 

今の環境なら絶対に鉢巻より雫の方が強いです。

 

理由は主に2つで、

このポケモンを選出すると必然的にサイクル寄りの選出になり、他の味方で削りを入れられる事を考えるとよくいる陽気鉢巻との火力差はあまり気にならないため、それなら打ち分けが出来た方が便利だと思ったため

全人類拘り一点想定で動いてくるから

特に2つ目の理由は本当に大きく、誇張抜きで全員鉢巻を考慮してくれるおかげで数多のゴツメカイリューや貯水ドオー等を返り討ちにしたり、ウェーブタックルを見せた次のターン素早さで勝ってるからと高を括ってきた相手をジェッパで吹き飛ばしたりなど、単純な事しかしていないのに勝手に相手が負け筋を引いてくれる場面がものすごく多かったです。是非参考にしていただければと思います。

 

あと特段目を引くのはアーマーガアのヘビーボンバーでしょうか。

「体重75kgのヘビボンなんてネタだろ」と思うかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。

最初はこの枠はアイへでした。しかし使っていて気がかりな場面が多々ありました。

・単純に足が遅いので怯みが活きない

・アイへを打ちたい相手がミミッキュ、ハバカミ、ブジンぐらいしかいない

・上記3体のうち特に数が多いミミッキュとハバカミに関しては、アマガの体重がこの2体の4倍を超えている→ヘビボンが最大威力になる

・A無振りアイへではH4振りミミッキュが皮ダメ込みでも落とせるか怪しい(6.2%の超低乱数)が、ヘビボンなら確定1発

・A無振りアイへだと炎テラスハバカミの身代わりを壊せないが、ヘビボンなら壊せる

以上の事からヘビボンを採用しました。目論見は上手く決まり、舐めた一手を取ったミミッキュやハバカミを数多く沈めてきました。

ちなみに特防は臆病メガネハバカミのマジフレをミラーアーマーによるCダウン反射と残飯回復1回込みで2耐えする調整なので、カミに対するクッションとして非常に安定感がありました。これも是非参考にしてみていただきたいなと思います。

 

 

結果

シングルバトル 最終898位 レート2012

TN あぜるふ

 

 

最後に

話したい事が多すぎて結構長文になってしまった気がしますが、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

ずっと夢だと思っていたレート2000を、まさか2期連続で達成出来るなんて思いもしなかったので、嬉しい通り越してもはや感情が消し飛んでます(?)。とはいえ私より高い順位、レートを安定して叩き出しているプレイヤーの方は山ほどいるので、結果に慢心しすぎず、今後も無理のない範囲で精進していきたいと思います!

 

構築の事で他に気になる事ございましたらTwitter@azuf_azelf_1001までお気軽にご連絡を

普段DM閉じてるので固定ツイにでもリプしてくだされば対応いたします。

 

改めまして、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!

皆様の構築作りの参考になれば幸いです!

 

ではでは〜👋

 

 

 

【シーズン2 最終397位 レート2071】思考停止カイリュービート

初めましての方は初めまして、そうでない方は、いつもお世話になっております。

と言いつつもブログ更新はおおよそ1年半ぶりになります、あぜるふです。

 

今回、まだ確定ではございませんが、初めてのレート2000を達成できたという見込みが立ったため、久々に記事を書こうかなと思い立ち、また、頑張ってくれたポケモン達の活躍を讃えるという意味も込めて、形として残す事にしました。

 

無論、自分よりも順位の高い方の記事の方が価値があるとは思いますが、一種の自己満、自分なりの嬉しさの表現として受け取っていただければと思います。

 

自己紹介はここでは割愛しますので、こちらの記事冒頭を参考にしてください。

 

azf-azelf.hatenablog.com

 

構築経緯

...の前に少しだけ自分語りをさせてください。

 

月初めこそ「今月でこのルール終わりだし本腰入れて取り組んでみようかな」と思っていたのも束の間、リアルが多忙だった事、また来月ルールに向けたサブロムの進行及び古代パラドックスの色厳選に力を入れすぎたがために、環境への理解の乏しさやプレイングの劣化が露呈しなかなか勝てず、1月28日時点での順位は大体17000位あたりでした。

 

自分は昔から、やれ択勝負だ、やれ読み勝負だ、というのが本当に苦手です(もっと言うと深読みしがちなので素直に動かれて負ける事が多い)。そしてシーズン終盤のこの劣勢である。そんな中で半ば自棄になり、

 

「テラス択をしたくないのなら、こちらは初手テラスで一方的に圧力をかけてゴリ押せばいい。」

「今から色々策を練る時間も無いし、最後の希望をこの構築に懸けよう。これで爆死したらそれはもう仕方ない。」

 

という考えで組んだのが今回の構築です(ここから本題)。

 

まず構築の全体図としてはこんな感じです。

 

 

 

まず初手テラスで殴り込むという事でアタッカー役を誰にするかですが、これはカイリューですんなり決まりました。

 

理由としては、

マルチスケイル+テラスタルによる圧倒的行動補償

飛行テラバの高い一貫性及び高火力

現環境のカイリューの母数は竜舞やアンコールのような積みや搦手を多用する耐久振り型が多く、今なら鉢巻カイリューへの警戒が薄くなっているのではないかという憶測(ここが一番重要だった)

 

前期の上位構築記事を眺めていて、同じコンセプトのカイリュー入りの構築を見つけたのでそれを流用させていただく形でエースが決まりました。

 

初手テラスが動きの本筋となるため、残りの5匹はテラスタルせずに強いポケモンから考える事になります。

そんな中で真っ先に思いついたのがコノヨザルです。

 

スカーフ命懸けによる高い1:1交換性能に目を付けました。最近のコノヨザルは起点作り役が最もメジャーであり、次点でもビルドレイン型が多いので意表を突けるのではないかと思い採用しました。何より意識外からのスカーフ命懸けほど恐ろしい物は無いです(個人の感想)。

 

次に相手を1匹持っていく性能が高いポケモンとしてミラコカウンター型トリトドンを採用。

ここまでの3匹を基本選出としました。

 

次に、上記3匹ではセグレイブ入りにどうあがいても勝てないのでヘイラッシャを採用。

 

次に、確実な行動補償があり、カイリューでは突破が困難なポケモン及び相手のカイリューへの回答としてミミッキュを採用。この子は自分でも結構気に入っている秘密兵器に仕上がりました(詳細は後述)。

 

最後の一枠は、有象無象の特殊アタッカーを見れるポケモンとして、最初はドオーを採用していました。

 

しかし、

・受けループ系統への対策が甘い。

・一定数存在した身代わりや挑発を持ったサザンドラに逆に起点にされる事が何度かあった。

・そもそもあまり選出できなかった。

 

以上の理由から、受け系統に強い(と思っていた)珠両刀ドラパを途中でドオーと交代しました。

 

 

以上6匹のパーティで、最終3日間を戦い抜きました。

 

 

単体解説

コノヨザル

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:拘りスカーフ

特性:やるき

性格:陽気

実数値(努力値):215(236)-141(44)-100-×-110-152(228+)

技:憤怒の拳/インファイト/蜻蛉返り/命懸け

 

調整意図:

H...H種族値108までのポケモンをHP満タンの命懸けで倒せるライン

S...最速FCロトム抜き

A...余りで出来るだけ高く

 

本構築の必殺仕事人です。カイリューが辛い相手を確実に持っていたり、終盤でのスイープや残数2:1状態での命懸けによる確実な詰め等、非常に強い子でした。やはり起点作り型に世間の注目が向いていたのかスカーフ命懸けが警戒された場面も非常に少なく、役割を遂行できた機会が非常に多かったです。

 

基本的には命懸けで無理やり1匹倒すのが仕事ですが、欠伸の一貫切りや狩り残しの処理などの役割を担う事もあったため、安易に命懸けを打って切っていいかどうかの判断はそこそこ難しかったりもしました。

 

余談ですがエースがカイリューなのにこの子が1番目なのは、選出画面で「初手コノヨ展開→カイリューによる詰め」ムーブだとワンチャン誤認させられると思ってこうしました(狡い)。

 

カイリュー

テラスタイプ:飛行

持ち物:拘り鉢巻

特性:マルチスケイル

性格:意地っ張り

実数値(努力値):175(68)-204(252+)-116(4)-×-121(4)-123(180)

技:逆鱗/テラバースト/地震/神速

 

調整意図:

下記構築記事参照(無断転載なので報告等ありましたら対応します)

hnpoke.hatenablog.com

 

本構築の絶対的エース。基本的に初手から惜しみなくテラスタルを切って盤面を荒らしていきます。鉢巻テラバの火力は凄まじく、H4振りサーフゴーやH252振りFCロトムあたりなら半減でもかなりの確率で2発で倒す事が出来ます。何よりこちらが耐久振りだと想定して相手が動いてくる試合が多々あり、鉢巻は本当に読まれなかったので環境的にも非常に追い風な印象でした。またカイリューミラーで一度も素早さ勝負で負けた事も無かったので、マルスケを盾にした受け出しを許さない所も強かったです。

 

トリトドン

テラスタイプ:毒

持ち物:気合いの襷

特性:呼び水

性格:図太い

実数値(努力値):217(244)-×-132(252)-112-104(12)-59

技:冷凍ビーム/カウンター/ミラーコート/自己再生

 

調整意図:

特になし

強いて言うなら襷なしでもカイリューやドドゲザンなど高火力物理を1発耐える狙いで物理耐久重視

 

積み展開に対する見えないストッパー。最近のトドンは粘着+隠密マントによるキョジオーンやトリック対策役としての印象が強いのか、これも滅多に読まれる事はなく強かったです。とはいえこちらの立ち回りの都合上、上位に行けば行くほど通用しにくく感じた事や、積み相手のストッパーとして見た時後述のミミッキュと役割が被りがちだった事もあり終盤につれて選出機会が減った印象です。それでも選出すれば確実に仕事してくれて、頼りになる子でした。

攻撃技は他にヘド爆や大地も試しましたが、ドラゴンに対する打点として最終的に冷ビに落ち着きました。氷4倍ドラゴンに対して十分にダメージを稼げるのと、終盤サーフゴーが飛行テラスだらけだったので大地警戒でテラス切ってきた相手に偶然刺さった、といった事もあり結果的に正解だったと思います。

 

ドラパルト

テラスタイプ:ノーマル

持ち物:命の珠

特性:クリアボディ

性格:無邪気

実数値(努力値):163-141(4)-95-152(252)-85-213(252+)

技:ドラゴンアロー/流星群/シャドーボール/不意打ち

 

調整意図:

ドラパミラーで負ける可能性を減らすために最速

 

諸説枠。元々受けループ対策になると思って採用した子でしたが、ドヒドイデやキョジオーンあたりに普通に受けられて終わってしまい、自分の見通しの甘さを痛感しました。またサーフゴーもスカーフが多く何も出来ずに倒される場面が多々あり思ったように動かす事があまり出来ませんでした。とはいえ終盤のスイーパーとしては優秀だったのと、鈍足気味な本構築においてマスカーニャガブリアスといった高速寄りのポケモンを上から叩けるのは貴重だったので結局最後まで抜けませんでした。

 

ミミッキュ

テラスタイプ:ゴースト

持ち物:レッドカード

特性:化けの皮

性格:陽気

実数値(努力値):131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)

技:じゃれつく/呪い/道連れ/挑発

 

調整意図:

特になし

 

本構築最高の秘密兵器。化けの皮とレッカの相性が良い事は昔から言われてはいますが、実際対戦においてこれを警戒するのは相当難しいと思います。主にカイリューやクエスパトラといった積みアタッカーに対して投げて流すのが役目です。また、ヘイラッシャやラウドボーンといったカイリューでは辛い物理受けポケモンを挑発+道連れによって無理やり倒す事もできます。道連れも警戒される事はなく、自分より遅くてかつ先制技が無い相手であればほぼ確実に1:1交換に持ち込むムーブが可能でした。

相手の先手攻撃でレッカ発動→裏のサザンドラを引きずり出してじゃれつくで強制出落ちさせるムーブを何度かかましており、その度に主は爆笑したし、そこで一度もじゃれつくを外した事も無かったので本当に自覚のある子でした。逆にスカーフサーフゴーを引きずり出して返り討ちに遭う事もしばしばあり、そこは反省点です。

 

ヘイラッシャ

テラスタイプ:草

持ち物:食べ残し

特性:天然

性格:腕白

実数値(努力値):257(252)-120-171(164+)-×-97(92)-55

技:ウェーブタックル/雪雪崩/欠伸/守る

 

調整意図:

下記構築記事参照(無断転載なので報告等ありましたら対応します)

hnpoke.hatenablog.com

 

セグレイブ入りに対する選出率100%、それ以外への選出率はほぼ0に等しい完全なる対セグレイブ専門業者。やはりいつ見てもこのポケモンの物理耐久には驚かされるばかりです。雪雪崩はガブリアスを迅速に処理できたり、カイリューに大きく圧をかけられるのが良かったです。何なら最近のガブは鉢巻が多く受けが間に合わないケースも多いので、地割れよりも確実に仕留められるこちらで正解だったと思います。

余談かつ人による所はあるとは思いますが、自分はウェブタ+地割れ+補助技@2(特に欠伸+守るの場合)の技構成が好きではありません。理由としてはドラゴン対面で「地割れしかやる事がない」状態が頻発するからです。なので自分としてはこのポケモンを使うならウェブタの他に雪雪崩や地震、ボディプレあたりの安定して殴れるサブウェポンを入れたいと思ってます。

 

 

基本選出

記事の冒頭で「カイリュー+コノヨザル+トリトドン」を基本選出とする事を想定してパーティを組んだと言いましたが、前期に引き続きあまりにもカイリューが多かったので大体の試合の選出は

カイリューミミッキュ+コノヨザル

になってました。カイリューがいなかったり、ステロ役不在or撒かれなさそうな時はトドンを出す事もある、といった感じです。

その他で言うなら受けループ相手には

カイリュー+ドラパルト+ミミッキュ

セグレイブ入り相手なら

カイリュー+ヘイラッシャ@1

でした。カイリューは堂々の全試合出場でした。本当にお疲れ様。

 

 

重かったポケモン・構築

・HBサーフゴー

 →前述したように耐久振りの甘いタイプなら半減でもゴリ押せるのですが、ガッツリ物理耐久に回されているとテラバが3割ほどしか入らず安定して受けられるのと、鉢巻地震をも耐えてくる事が本当に辛かったです。

・スカーフサーフゴー

 →初手から出てきていきなりトリックでスカーフを押し付けてくる分にはまだいいのですが、こちらはサーフゴーを受けられるポケモンがいないので終盤に出てこられると綺麗にスイープされて負けます。というかシンプルにサーフゴー全般が重いです(超欠陥)。トドンの呼び水が役に立った場面が少なかったので粘着にすればよかったと後悔しています。

・アーマーガア

 →前期一瞬来ていたアマガドオーブーム以来一切音沙汰無かったので切っていましたが終盤何故か増え始めて普通に困りました。カイリューの逆鱗の枠を炎パンor雷パンにしてもよかったのかなと思ったり。

・受けループ全般

 →構築見ての通り誰も崩せません。当たった回数こそ2回だけでしたが両方とも負けました。アマガ入りのやつはもはや初手降参レベル。2回で済んで幸運だったとも言える。

 

 

結果

シングルバトル 最終397位 レート2073

TN あぜるふ

 

 

最後に

自分はガチ対戦に手を出し始めたUSUMの頃からずっとレート2000入りを目指してポケモンに取り組んできました。剣盾の最後の方で伝説戦に嫌気がさして対戦から身を引いていた事もありまだまだブランクだらけで、走り続けられる体力もメンタルも取り戻せてはいません。現にシーズン2も、最終日の朝に催眠ゲンガー+ギロチンドゲザというとんでもないテロに遭い(結果としては全て避けて勝ちましたが)、完全にメンタルがやられてしまって結局それ以上は潜りませんでした。とはいえ、剣盾シーズン2のレート2000ラインが610位であった事を考えると、おそらくレート2000に乗せられた可能性は高そうなのと、最終順位も過去最高を更新できたので、結果には満足してます。後は正式に発表があるまで祈るだけです。

 

最終3桁を達成できたので、次の目標は最終2桁としておこうかなと思ってます。しかしそろそろリアルが本当に忙しくなってくる時期に差し掛かってきてるので、無理のない程度に引き続き楽しんでいきたいと思います。パラドックス環境も楽しみです。

 

2月1日 21時20分追記

レート2000達成が確定し、ついに長年の悲願を達成する事が出来ました。嬉しすぎて感情の整理が出来ずどう言語化していいのかも分かりませんが、とにかく嬉しいです。

今後も無理のない程度に精進していきたいです。

 

拙い文章ですが、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!

 

構築の事で他に気になる事ございましたらTwitter@azuf_azelf_1001までお気軽にご連絡を

普段DM閉じてるので固定ツイにでもリプしてくだされば対応いたします。

 

ではでは〜👋

 

 

 

 

 

 

ぶっつけ本番ギャラプトム

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初めまして、あぜるふです。今回は公式大会「ウォーターパラダイス」に出場し、個人的に満足の行く結果を残せたので、自分なりに色々と話していこうと思います。

今回こういったブログを書くのは初めてで文章構成等拙い部分は多々あるかと思いますが、最後まで読んでいってくださると幸いです。


[自己紹介のようなもの]

初めて構築記事を書きますし、「お前誰やねん」となってる方が大半だと思うので自己紹介…と言うのかはわかりませんがこれまでのあぜるふの戦績についてざっと紹介させてください。(興味ない方は遠慮なく飛ばしてください)

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ヨロイビギニング 最終40位

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スパイクチャレンジ 2日目に1700達成し瞬間5位(なお最終は爆死)

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剣盾ランクバトル シーズン10(上位禁止ルール)

レート最終1925 (一応最高は1952)


…とまあ、「縛りルールの時だけやたらイキってる何か」だと思っといてください(笑)ちなみに通常ルールの方は聞かないでください、、。


[構築経緯]

初めにタイトルに「ぶっつけ本番」と記しましたが、これはこの構築を16日の夜に半ば即興で思いついた結果試運転を一度も行えなかったことに由来します。リアルの方がかなり忙しく13〜15日の仲間大会に出場できずリサーチ量が足りない中で構築を組みました。とはいえ全く仲間大会に参加できなかったわけではなかったので、その数少ない経験から頑張って考えました。

まず私は一番最初にロトムに注目しました。技の通りと破壊力がすさまじいギャラドスやフリドラの一貫性や凍り・一撃必殺による運勝ち要素も強いラプラスも当然脅威ではありますが、それでもロトムに強く惹かれた理由は以下です。

・一貫性の高い電気打点をタイプ一致で撃てる

・鬼火や電磁波に両壁怪電波トリックなど豊富な妨害・サポート技を覚える

ここまでなら誰しもが思いつくことでしょうが、私が一番注目した理由、それは

・この環境におけるロトムのS種族値の有用性

ここが一番重要だと感じました。出場できる面々を見た時、明らかに使われるビジョンが見えないインテレオンやカマスジョー、またスカーフを除外した場合、ロトムより速いのはスターミーしかいません。私個人スターミーは速いだけで他の数値が中途半端で多分使われないと思っていた(実際は結構見かけましたが)ので、なおさらロトムのSは大事にしたいと思いました。ということでSは最速で確定。こうすることでギャラを抜けたり、後にまた説明しますが相手のロトムを起点にしやすくできました。

次にロトムと合わせて「今大会入れ得トリオ」を形成するギャラとラプラスについて。

もともと展開→エースで無双の並びが好きなこともありギャラは自信過剰で採用することは決めていたのですが、後発から出してダイマを切ってもキョダイラプラスやリンド持ちロトム等に止められることが多く苦戦したため、相手構築を見てギャラを通せると判断した場合は初手ダイマで序盤から飛ばしていく方針にしました。そのプランを取る際メガネロトムにワンパンされたりスカーフラプラスに致命傷を負わされるのが辛かったためそれらをまとめて抑えられるチョッキで採用しました。

ラプラスは仲間大会で使われて強かったというゆるい理由でスカーフで採用しました。実際強かったので正解でした。

次にロトムを止めにくる水地面勢やランターンに強く襷カウンターでワンチャンギャラの相手もできるルンパッパを採用。

さすがに電気無効枠が欲しかったので、豊富なサブウェポンで広く見ることがガマゲロゲを採用。最後の1枠はダイマすることでギャラやラプラスと戦えてかつあわよくば殻を破るによる無双を狙えるアバゴーラを採用しました。


[個体解説]

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ギャラドス 意地 AS252 H4

初手ダイマ要員。珠を持たせてない都合上陽気だと火力に難ありなため意地っ張りでの採用。正直な話数戦しか出してないうえに、皆分かってると思いますが敵だろうと味方だろうと雑に強いポケモンだったため特に語ることがないですが強いていうなら珠じゃないためにHB威嚇ギャラに後出しから受け切られるのが辛かったです。

ただの余談ですがギャラが構築に入ってなかった2戦を除き残り43戦全部相手にギャラ出されました(笑)


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ラプラス 控えめ CS252 D4

個人的にこのルール最強のポケモン。何やらせても強いですが私はスカーフ巻いてガッツリ殴らせました。耐久に振らずともダイマしていないロトムやルンパッパの攻撃なら平気で耐えるの強すぎました。主に終盤の詰めで活躍してくれました。


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ロトム 臆病 HS252 D4

この構築のMVPにして、選出率堂々の100%。そして電気無効枠を選出していない対面におけるイージーウィン製造機。

このポケモンについてはほんとに色々と語ることが多いです。てなわけで説明長いです。

最速にした理由については前述しているため割愛します。技構成に関して10万ワンウェポンだと電気無効枠に何もできませんが、そもそも悪波やハイボがあったところでそれらに勝てるかは怪しいので切りました。悪巧みは抜き性能を高めるためにも欲しかったため採用。

怪電波は相手のロトム対策で採用しました。電気無効枠が軒並みギャラに弱い(ランターンはそうでもないかも)都合上それらにロトム対策を一任したくなかったため、ロトムロトムを見ることにしました。他にもラプラスやルンパ対面など使う場面はなかなか多くとても役立ちました。身代わりは有利対面での様子見やダイマ枯らし、怪電波で弱体化させた相手を起点にするなどこちらも役立つ場面が非常に多く、採用して正解でした。


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ルンパッパ 控えめ H132 C252 S124

この構築の諸説枠その1。襷カウンターは意外と警戒されなかったものの、技構成の汎用性があまりにも欠けていて使いづらかったです。リフスト撃ってもチョッキじゃないラプラスを落とせなかった時はさすがに悲しくなりました。


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ガマゲロゲ 意地 AS252 H4

相手のロトムはこちらのロトムで見れますがランターンはどうにもならないのとさすがに見せかけでも電気無効枠は入れておきたかったので採用しました。ヤチェはスカーフラプラスピンポイント対策で採用しており、またスカーフラプラスは耐久に振っていないまたは少ししか振っていないことが多いので対面岩封+ウィップで打ち勝てます。守るは明らかに諸説枠ですがラプラスの滅びと組み合わせて活躍した試合が2回ほどあったのであながち間違いではなかったかもしれません。


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アバゴーラ 陽気 AS252 B4

諸説枠2。Sを3段上昇させれば1加速したギャラを抜けると知り感動しましたが1加速済みギャラvsゴーラの対面で全人類ジェットしてきたため何の意味もありませんでした。身代わりの枠は堪えるでも良かった気はしますが1加速したところでギャラやロトムには抜かれることを思うとそんなに大差ないのかもしれない…。(一応1試合だけドヒデ相手に役に立った)


[結果]

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32勝13敗 69位 最終・最高レート 1746


[感想]

まさか試運転もしなかったこの構築でここまで勝てるとは思わなかったというのが正直なところです。それだけポケモン達が頑張ってくれたということなので、多大なる感謝を送りたいです。あとで盛大に打ち上げしようそうしよう。

ただ、もっとゆっくり考察や構築を作る時間があればもっと勝てたかなと思うとそこは歯痒いところですが他に事情があった以上文句言っても仕方ないので、今回新しく学んだことを生かして次回以降の特殊ルール大会に臨みたいなと思います。いつかは普通のランクマでも結果残したいな…(涙)



ということで、本当に拙い文章だったとは思いますが、最後まで読んでくださりありがとうございました!そしてウォーターパラダイスに参加された方々はお疲れ様でした!!